おいしい料理を、いつものように美味しく作ることは、やはりいつも作っていなくては出来ないことだなあと思う。
コンヤでお世話になったオズカン家の奥様は、これまで何度と作ってこられたんだろうなぁと思わせる手際の良さで、コンヤの郷土料理を作ってくださった。
<本日の料理>
・ヨーグルトチョルバス: ヨーグルトを加えた酸っぱくて白いスープ
・バーミャチョルバス: 干したオクラを加えたトマトベースのスープ
・ヤプラックサルマス: 葡萄の葉でブルグル(挽き割り麦)と挽肉のピラフを包んだ
前菜料理
・ドマテスドルマス、ビベルドルマス: トマト、ピーマンの詰め物。中身はお米のピラフ
・エトゥリピラフ: 「肉の入ったピラフ」の意。松の実と山葡萄を加えたピラフに
クシュバス・カアブルマス(炒め煮にしたお肉)をのせたもの。
・カルヌヤルク:(=「お腹を切り裂く」の意)茄子を素揚げにして炒めた挽肉、玉葱、
シシトウ、トマト、ニンニクなどを詰めて焼いた料理。
・カルブラ・バストゥ:胡桃入りのクッキーをシロップ漬けにしたお菓子
・バクラワ:ナッツ入りミルフィーユのシロップ漬け
・アイラン:甘くないヨーグルトのドリンク
・季節のフルーツ
日本のお節のように、作り置きできるものが多い。
このお料理も、2,3日前から準備して下さったもので、当日は、スープとピラフ、アイラン、それから、私のリクエストでもあるバクラワを手がけられた。
お総菜の数々・・・いずれも、市場で見かける豊富なスパイスをあまり感じさせないマイルドな味付けだ。
甘いものは・・・う~ん、甘い!
この翌日におじゃましたアレムダル村の結婚式で、これと同じ料理にお目に掛かることになる。
ハレの日のお料理だったのね。
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