2008年7月28日月曜日

肉食トルコ!?

飲食街にはどこからともなく漂う羊肉のにおい。炙り肉ケバブのドラムなどを、ここかしこに見かけるにつき「トルコの人は、きっと肉食なんだろうなぁ~」というのが、旅前半の印象でした。

ところが、実際日々トルコで外食を続けていると、やたらと煮込み野菜料理がつきまとう。

豊富な前菜「メゼ」(これが最も凝っていて美味しいので、これだけで食事が済ませられそう!)の殆どは、野菜と穀類&ヨーグルト。肉料理も、必ずといってよいほどその同量以上の野菜が付いてくる。

トルコはベジタリアンにも優しい国かも知れない・・・(???)

現地で接触した方々は、騎馬族、遊牧民族の末裔・・というよりは、ずーっと何世紀も農業をして暮らしてきたような農耕民族のような気風で、みな穏和でした。(まあ短時間だったからわからないけど)

アフリカ象とインド象、テリア犬とレトリバーぐらいの違いが、人間にもあるのかもしれないけれど、人の性質と食べる物には、少なからず関係があるかも。

アグレッシブなアメリカ人は、よく肉を食べてきたし・・・。
ペンで戦う作家も肉好きが多い!?
(あ、選挙では議員はおにぎりばかり食べてるのはあれ、あの時だけなのでしょうか??)

トルコ人と日本は同じモンゴロイドだし・・・という考えは、あの、民族が混ざりきった容姿をみるにつけ、もう通らないかな(笑)。いろんな民族が行き交う中で培われた叡智もいろいろあるのでしょう。

旅では、所詮その上澄みをすくうに留まるけれど、いろんな人の話を聞いて、私なりの感触をつかみたいものです。

写真:たっぷりとヨーグルトが添えられたケバブ

やっぱり肉食なのかしら・・・。

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